デリケートゾーン、どうやって洗っていますか?自己流でケアしている人が多いのではないかと思います。一番多いのは、普通の石鹸やボディソープを使っている場合です。ボディタオルやスポンジで洗っていませんか?これ、私も過去にやってしまっていたけど、絶対にNGです
今回は、なかなか人には聞きにくい『デリケートゾーンの正しい洗い方』についてお伝えしたいと思います。
デリケートゾーンには専用の洗浄剤を使った方がいい理由
デリケートゾーンは皮膚が薄く、とても複雑なつくりをした部分なので、専用の洗浄剤を使ってケアするのがおすすめです。間違った洗い方をすると雑菌が繁殖したり、炎症を起こして「腫れ」「かゆみ」「ニオイ」「黒ずみ」などの症状や、病気の原因にもなることがあります。
デリケートゾーンのケアの最初のステップで大切なのは、『正しい洗い方』です。
どこまで洗えばいいのでしょうか?自己流で洗っていた頃の私は、良かれと思って膣の入り口まで普通の石鹸で洗っていました。しかも、ボディタオルでゴシゴシ洗ってた… これ、黒ずみの原因になるので絶対にやめた方がいいです😭
洗いすぎると皮膚が乾燥するし、体に必要な菌まで洗い流してしまうので感染しやすくなります。
デリケートゾーンを熱いお湯で洗うのもNGです!
過去になぜ私がデリケートゾーンのトラブルを繰り返していたかというと、まさにこの洗いすぎが原因でした。あともう一つの原因は、スポーツをして汗をかいた後にそのままの下着で過ごしていたことでした。デリケートゾーンのケア方法や必要性を知らなかったこの頃の私は、かゆみがある時ほど、たっぷりの泡でゴシゴシと小陰唇(内側のヒダのところ)まで洗っていました。しかも熱いお湯で (熱い方が菌を殺せると思っていた… 煮沸消毒的な。笑)
あとは、かゆみや赤み、腫れがあるときに病院に行かず自己判断で市販薬を使用していたのも良くなかったです。この頃はトラブル続きで本当に辛かったです。
このブログを読んでくれている方々には、私のようにならないように正しいお手入れ方法を知って、トラブルの予防・改善に役立てていただけると嬉しいです。
デリケートゾーン専用の洗浄剤ってどんな種類があるの?
- 固形石鹸
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肌にやさしい天然成分が豊富に含まれている『固形石鹸』
固形石鹸は、長く使えるのでコスパが良いです。デリケートゾーン専用の洗浄剤を初めて使ってみたいけど、「効果が分からないのに最初から高い商品には抵抗がある」といった人は、固形石鹸から試してみるのも良いかと思います。
固形石鹸として固まっているものは、基本的には油脂とアルカリ性物質を混ぜたアルカリ性のものが多いです。人の肌は弱酸性です。弱酸性には外的刺激から肌を守ってくれる働きがあります。アルカリ性の石鹸で肌を洗うと一時的にアルカリ性になりますが、肌は自然と弱酸性へ戻る仕組みなので負担になることはありません。
お肌と同じ弱酸性の固形石鹸もありますが、これは界面活性剤で作られたものです。界面活性剤は、水と油など通常は混ざり合うことのない物質を混ぜ合わせることができる物質です。この性質を利用して汚れを落としています。界面活性剤は洗浄力を高める働きがある分、体に必要な潤いまで洗い流してしまい、肌を守るためのバリア機能を失ってしまうということも言われていますが、そもそも石鹸は、水で薄まると界面活性剤の働きが弱まり分解されていきます。なので、そこまで気にしなくても肌への問題はないかと思います。ただ、一部の弱酸性の固形石鹸の中には、強い成分を添加物で誤魔化している物もあるので、肌に優しい弱酸性のはずなのに使うほど肌荒れや皮膚のつっぱりを感じる人は使用を中止して様子を見た方が良いかと思います。
- 液体ソープ(ジェル・ミルクなど)
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ボディソープと同じ感覚で使える『ジェル・液体ソープ』
日頃からボディソープとして液体ソープを使用している人は、このタイプが毎日継続しやすいかと思います。
固形石鹸は長持ちでコスパが良いですが、保管方法によってはしっかり水切りができていないと溶けてしまい、減りが早く感じることもあるかと思いますが、液体ソープにはこの心配がありません。どの種類のソープも使用していますが、ズボラな私の性格には液体ソープが合っています。笑
泡のテクスチャーが苦手な人も、液体ソープが合っているかと思います!
- 泡ソープ
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できるだけ手間を省きたい人におすすめ『泡ソープ』
プッシュ式ですぐ使える泡状で出てくるので、ストレスなく簡単かつ時短で使用できます。
デリケートゾーンのケアが初めての人や、入浴時間を短く済ませたい人におすすめ。お子さんと一緒にお風呂に入る時は自分のことは後回しになってしまいがちですよね。泡ソープなら手間なくデリケートゾーンのケアを継続しやすいかと思います!
- ウエットシート
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外出先でも気軽にケアできる『ウエットシート』
デリケートゾーン専用に作られているウェットシートは、ムレやかゆみなどのデリケートゾーンの不快感がある時に、すぐ使えるのがメリット。汗をかいた後シャワーにすぐ入れない場合には特におすすめ!デリケートゾーンのトラブル続きだった昔の自分に使わせてあげたい!と心から思う。笑
通常のウェットシートや、赤ちゃん用のおしり拭きをデリケートゾーンに使用すると、摩擦や成分が強すぎて過度の刺激になってしまう可能性があります。デリケートゾーン専用のウェットシートは、肌に優しい素材を使用していたりアルコールを含んでいないなど、使用感に配慮されているのが特徴です。保湿力が高い商品もあるため、拭き取ったあとの乾燥を防いで潤いも与えてくれます!
生理中や、おりものによる蒸れ・ニオイが気になる日の外出でも、バッグに入れておけば手軽にケアができます。とても便利な商品だけど、頻繁に使うとコストパフォーマンスが悪くなってしまうので、私は生理中のみ使用しています。生理中は特にデリケートゾーンが敏感になっているので、おすすめです!
毎月の生理後に、デリケートゾーンのトラブルを繰り返す人もいます。清潔な状態を保つことは女性にとって、とても大事なことですね。
- スプレー
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どこでも簡単にニオイのケアができる『スプレー』
基本的な使い方はウェットシートタイプと同じです。どちらも外出時の洗浄アイテムとしておすすめですが、荷物をコンパクトにしたい場合は、スプレータイプの方が良いかと思います。
注意点としては、トイレットペーパーなど肌触りが荒い紙に吹きかけて使用する場合は、デリケートゾーンを擦らないようにやさしく軽く押さえるようにして拭き取って下さい。
スプレータイプは、ニオイが気になる時や、生理中にムレを感じる時に拭き取らなくても、シュッとひと吹きするだけでさっぱりできるので、私は日常的に持ち歩いているくらい気に入っています!あと、いい香りのスプレーは、セックスする前にもおすすめ!自分の自信にもなるし、相手も喜んでくれて盛り上がります♡笑
迷ったときはこの3つから選択肢を絞ってみて!
- 『種類』から選ぶ
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固形石鹸・液体ソープ・泡ソープ・ウェットシート・スプレーの中から、自分が使用してみたいタイプを選んでもいいし、自分の生活スタイルや性格に合ったタイプから始めてみるのも良いかと思います。
まずは毎日のケアを継続できるようになることを目指しましょう。私はボディソープとデリケートゾーン用ソープを分けて使用しているのですが、習慣化してしまえば、体調不良のときでもボーッとしていても、無意識に使い分けができています。 たまにケアするのではなく、ぜひ習慣化してみて下さい。
- 『成分』から選ぶ
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デリケートゾーンにできるだけ負担をかけずに洗いたい人や、肌が弱い人は肌と同じ『弱酸性』の石鹸を選ぶのがおすすめです。
汚れや古い角質による黒ずみケアをしたい人は、インドネシアのハーブ『ジャムウ』が配合されている石鹸を選ぶと良いかと思います。私はデリケートゾーンのパックとしても使っています!
- 『香り』から選ぶ
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デリケートゾーン専用の洗浄剤には、香りも楽しめる商品がたくさん販売されています。自分の好きな香りで選んで、リラックス効果を得ながら楽しく日々のケアをすることも長く続けるコツです!香りが苦手な人用には、無香料の商品もたくさんあります。
まとめ
デリケートゾーンの洗浄剤や保湿剤などのアイテムは、日本でも2020年頃から急速に市場が拡大しています。雑誌やSNSなどでもよく目にすることも増えましたよね。でも、情報が多すぎると、逆にどれを選べばいいか混乱してしまいがち。デリケートゾーンのケアは1日でも早く始める方がいいので、このブログを読んでいただくことでケアを始めるきっかけになったり、何か少しでもお役に立てると嬉しいです。 私が今使っているアイテムたちも、今後載せていこうと思っています。私と一緒に『美膣ケア』しましょう♡
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!